新型コロナ:犬の散歩で気を付けたい3つの注意点 ペットホテル ペットサロン デルタ

コロナ下での犬の散歩

こんにちは。川崎市幸区のペットホテル&ペットサロン デルタのオーナー佐々木です。

新型コロナの影響で外出がためらわれる世の中になりつつあります。

海外では一時期犬の散歩すら禁止(または規制)になった国もあるようです。

日本でも感染拡大が油断ならない状況です(本記事は2021年2月10日に加筆されています)。

愛犬のためにも外出自粛要請の意味をしっかり理解した上で犬の散歩をしましょう。

犬の散歩のせいで感染拡大したとはおもわれたくないですね

 

外出自粛の本質

不要不急の外出自粛といわれると、ただ遊びに行くのをやめればよい、と理解している方がいらっしゃるようです。

政府は散歩やジョギング、犬の散歩は規制の対象でないと言っています。

これは屋外ではウィルスが小さなスペースに留まることがなく、感染リスクが低いためです。

外出を完全に禁止してしまうと、日常生活に支障があり健康面で問題があるためとも考えられます。

ただ、屋外が安全というわけではありません

室内に比べたらリスクは低いものの、家の中にいることに比べたら感染リスクは高くなります

空気中に漂っているウイルスもあるかもしれませんし、すれ違ったり、出会った知り合いが保菌者という可能性もあります。

また、外出先でトイレに行ったり、公共の設備に触るなど感染の経路がたくさんあります。

「屋外だから大丈夫」と考えて、むやみに散歩やジョギングをするのは、ダイエットをしている人がローカロリーだから大丈夫と、たくさんのものを食べるようなものです。

 

犬には新型コロナは移らない?

飼い主様の中には愛犬に新型コロナが感染することを心配している方もいるようです。

犬や猫が新型コロナに感染したという例もあるようですが、現在のところ症例はわずかで症状もほとんど出ないと報告されています。

厚生労働省も新型コロナの犬への感染はそれほど心配する必要ないとのことです。

一方で、愛犬を介した感染には気を付けなければなりません。

散歩に行った、ワンちゃんがウイルスを毛にくっつけて家に持ち込む、といったケースはあるかもしれません。

特にかわいいワンちゃんほど複数の人が触る場合があるので注意が必要です。

 

新型コロナ厳戒下!犬の散歩で気を付けたい3つの注意点

1.他の飼い主さんとの接触は最小限に

他のワンちゃんや飼い主との交流は、ワンちゃんにとって散歩の楽しみの一つですね。

ワンちゃん同士はもちろんのこと、地域の情報交換を行える大事な場でもあります。

ただ、現状は他の人と会って話をすることは感染リスクを伴います。

愛犬も友達と会えて喜ぶでしょうが、ここはぐっと我慢してあいさつ程度にとどめましょう。

2m程度の距離をあけることも忘れずに。

また、人通りの少ない道、時間を選ぶなども重要です。

 

2.1人で散歩をする

外出機会が減っているいるこのご時世、愛犬のお散歩くらい家族みんなで行きたいところです。

しかり、これでは外出自粛の効果が薄れてしまいます。

気持ちは理解できますが、むやみに大人数で出歩くことは感染リスクを高めることに繋がります。

免疫力が最も高いと思われる健康の成人のご家族1人だけでお散歩に行くことをお勧めします。

 

3.帰ったら全身を拭いてあげよう

外から帰ったら愛犬に新型コロナウイルスが付着しているかもしれません。

人間の場合も外出後はシャワーを浴びるのが理想です。

ただ、ワンちゃんはさすがに毎回シャンプーするわけにはいきません。

ぬれたタオルなどでしっかり拭いてあげて、すこしでも付着しているかもしれないウイルスを落としてあげましょう。

使い捨てのシャンプータオルなどを使うとより良いかもしれません。

可能ならいつもより短いスパンでサロンにシャンプーに連れて行くのも感染防止の役に立つと思います。

新型コロナウイルスは生存期間が長く、ものに付着した状態で2~3日間生存するともいわれています。

 

 

最後に

日本では国の対応に注目が集まっていますが、最終的に感染を抑えるのは個々人の行動です。

コロナ禍が長期化してゆるみも出ていませんか?

今でも以前のように手洗い・消毒ができていますか?

換気をしっかりしていますか?

最終的に自分や愛犬を助けるのは自分です。

気を抜かずしっかりと感染対策を行いましょう!

参考:【デルタコラム第28回】自分がコロナにかかったら?万が一にペットはどうする?

 

 

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