2023/12/27
「犬のため」のトリミングとは
飼い主様がトリミングに関しての要望は、「飼い主様のための要望」か「犬のための要望」に分けられる。
かわいいカットして欲しい、抱っこするとき暑いから毛を短くしてほしいといった要望は、飼い主様自身のため。
耳が赤いから中の毛をすっきりさせてほしい、目に入るからマズルの周りを短くしてほしい、などは犬のため。
どちらが良い、悪いというものではありませんが、デルタからは「犬のため」の提案しかしないのが特徴です。
デルタの「犬のため」の提案の具体例
体調の悪いワンちゃんは、飼い主様がやってと言ってもお受けしない
デルタでは体調の悪いワンちゃん。例えば、朝下痢をしたような子は、飼い主様が「大丈夫」と言ってもお受けしません。
お客様を説得して、別の日に変更してもらいます。
老犬や超大型犬などは二人体制で行う
老犬で施術に時間をかけると負担がある子や、サモエドなどの一人では何時間も時間がかかってしまう子は、2人体制のご予約しかお受けしません。1頭に2人のトリマーがつくことは、予約も取りずらく、費用も掛かってしまいますが、犬のためを考えてこういったルールにしております。
お手入れしない子は希望のカットをしないことがある
デルタではお客様のご要望のカットにはなるべくお応えしておりますが、お手入れをしっかりしていないにも関わらず、デザインカットを希望された場合はお受けしないことがあります。毛玉取から初めてのデザインカットは施術時間が長くなり、犬の負担が多いためです。
犬のためのサービスしか導入しない
オプションや道具など、デルタが導入するサービスは「犬のために」なることだけです。多くのサロンがやっている、リボンや撮影スペースでの写真撮影は、犬の負担になるのでデルタではあえてやっておりません。保湿や、毛玉ができにくいトリートメント、シャンプーが負担になる子のための温浴、犬に負担の少ないクレンジングや、スリッカー、耳毛カットのハサミなど、「犬のため」を考慮した設備導入はどんどん導入しています。
「犬のため」の提案はどうしたらできるようになるか?
上記以外にもいろいろな提案をしていますし、施術時も犬に負担にならないようなノウハウがたくさんあります。
こういった技術は、「犬のため」の提案が許されるお店で働かなければ身に付きません。
オーナーが「なるべく早くたくさんのワンちゃんをカットするように」とスタッフに指示を出しているお店で、こういった犬のための提案を思いつくことは難しいですし、思いついても実施することができなければ身につかないでしょう。
もし「犬のため」にトリミングをしたいと考えているかたは、ぜひデルタにお越しください。
カジュアル面談・店舗見学
デルタに興味を持ってくれた方。もっと詳しく話を聞きたい方は、カジュアル面談をご利用ください。