【デルタコラム第25回】犬の成長に欠かせない「刺激のコントロール」

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子犬のイメージ

こんにちは。川崎市幸区のペットホテル&サロン デルタのオーナー佐々木です。

ワンちゃんを初めて自宅に迎える時というのは、飼い主は希望に満ち溢れているでしょう。

かわいく愛らしい「家族」をお迎えするわくわく感、これから始まるであろう楽しい生活を想像しとても幸せな気持ちになります。

私も自分の愛犬を迎え入れる時のワクワク感は今でもよく覚えています。

 

理想と現実のずれ

プライベートでも仕事でも、自分がこうしたい、こうなりたいという理想と実際の現実には必ずずれが生じます。

良い方向ずれることもありますが、たいてい理想というのは高く持たれるものなので「理想通りにいかなかった」と現実に悩む人が多いと思いす。

パピーちゃんを迎え入れた多くのご家庭も同じです。

初日こそ、そのかわいらしいしぐさや愛くるしい鳴き声に心を奪われ、ちょっとした粗相は気にもならないでしょう。

しかし、毎日のように夜中にさわぐ、なんにでも噛みつく、おしっこやうんちをシーツの上でしてくれない、、、

それが何週間、何カ月と続くとさすがに参ってしまいますね。

 

愛犬の成長には「刺激」が重要

刺激とは痛みや罰といったものではなく、ワンちゃんがまだ見慣れないものに出会うことです。

車やバイクを見る、初めての人・犬に会う、新しいおもちゃをもらう。

あらゆることがパピーちゃんにとっては刺激となります。

この刺激というのは成長に欠かせない、というよりもこれらの刺激を受け入れられるようになることが成長といえます。

ずっと家の中にいる、同じおもちゃを何カ月も使っている、毎日同じものを食べる、、、

人間の子供でもそうですが、こういった単調な生活をしていると、感情が乏しくなり、新しいものを受け入れる体制も整わないまま大人になってしまい、とてもステレオタイプで周囲の環境に敏感な大人になってしまいます。

こうなると、飼い主様から離れられない、些細な物音で吠えてしまう、偏食になるなどの問題行動が発現してしまうかもしれません。

定期的に刺激を受けることが人でも犬でも重要です。

 

小さいときの「刺激」が特に重要

これも人・犬どちらも共通ですが、新たな「刺激」を受け入れる速度は子供の方が早いです。

大人やシニアになってくるとどうしても過去の経験、自分の中の常識といったものが邪魔をして新しいものを受け入れずらくなります。

犬の場合は1歳で成熟するので、それまでになるべくたくさんの「刺激」に出会わせることが重要です。

この1年の間の頑張りがのちのち10年の生活を大きく左右します。

もちろんこの1年の経験が不十分でも取り戻すことは十分可能です(参考:【デルタコラム第24回】犬の社会化。成犬になっても大丈夫?)。

 

トレーニングで大事な「刺激のコントロール」

刺激与える重要性を書きましたが、ただ色々な刺激を与えればよい、というわけではありません。

いきなり強い刺激を与えると、逆にトラウマが植え付けられたり、刺激に対して及び腰になってしまったりします。

パピーちゃんのときに他のワンちゃんに噛まれたりすると、せっかく社会化をしようとしたのに逆に犬の怖い子になってしまったりするかもしれません。

犬に慣らせたいのであれば、まずは同じくらいの大きさのパピーちゃんや、おとなしい子と合わせたり、柵越しであいさつをさせたりしましょう。

そのとき人間がじっとみていて、必要に応じて介入することが重要です。

いきなりワンちゃんのたくさんいるドッグランに放り込んだりするのは前述したように犬を逆に恐れるようになるリスクがあります。

デルタでもトレーニングや犬の幼稚園では、この刺激の与え方にとても注意をしております。

ワンちゃんの状況を見つつ刺激のレベルを上げていくことで、”マイナスにならない”トレーニングを心がけています。

 

自宅でも

動物は特定の強い刺激に繰り返しさらされると、それに対する反応が増大してくる場合があります(感作)。

例が適切かわかりませんが、会社で嫌な上司がいて、嫌みを言われる、最初は笑って聞き流していたが、毎日何度も何度も言われるうちに、とても嫌な気持ちになって、その上司を見ただけで気持ち悪くなる、といったところでしょうか。

一方で、特定の刺激をものすごく弱く与えて、その量を徐々に増やすことで、刺激に対する反応を軽度に抑えることができます。これを脱感作といいます。

ピーマン嫌いな子が、ハンバーグなどに刻んだものを食べているうちにだんだんとピーマンも食べられるようになる、、、といったイメージでしょうか。

ここで気を付けなければならないのは、刺激の強弱のレベルがとても難しいという事です。

繰り返し特定の刺激を与えるので、それが強すぎると悪化してしまう危険性があります。

これは犬の様子をよく見て強度を決める必要があります。

刺激の強弱は、もちろん個体によって違うので、あるワンちゃんでうまく言った方法が他のワンちゃんでは悪化する、といったことも十分に考えられます。

 

最後に

「刺激のコントロール」を理解して、愛犬に適切な経験をしてもらうと、人間でいうとても良い子になります。

また、問題行動の解決にも、刺激のコントロールによる脱感作はとても重要な概念です。

一方で、どれくらいの刺激を与えればよいかという基準は犬のボディランゲージをしっかりと理解した上で臨まないといけないので、プロの意見を聞くことを推奨させて頂いています。

 

プロの意見が聞きたければ、

有動トレーナーによるドッグトレーニング

デルタのドッグトレーニング詳細ページ

 

デルタの犬の幼稚園は、

〇脱感作を用いた手法でワンちゃんたちを安全に社会化します。

〇他のワンちゃんや色々な人と交流することで楽しい時間を過ごせます

〇コスプレ撮影会や豪華なおやつなどイベントもりだくさん

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