【トリマー転職応援】気になる求人があった?ちょっと待って⁉申し込み方法で内定率が上がるかも!

 

こんにちは。ペットホテル&サロン デルタのオーナー佐々木です。

デルタではトリマーさんの転職を応援しています。

雇用側であるサロンのオーナーがトリマーの転職を応援することを不思議に思われるかもしれませんが、トリマーさんが上手な転職をして待遇が改善すれば、結果的に業界やお客様に良い影響があると考えています。

若いトリマーさんは特に転職のコツを知らない方が多いと感じております。

今回は、気に入った求人があった際に、少しでも内定率を上げるために申し込み方法を考えてみませんか?という提案です。

え?申し込み方法で内定できるかどうかが変わってくるの?と不思議に思ったあなたは、ぜひ記事を読んでみてください。

今まで何気に使っていた、サービスの違う面が見えてくるかもしれません。

 

転職市場の仕組みを理解する

私がトリマー転職において繰り返しお伝えしている大事なことは、仕組みを理解しようということです。

ペット市場には様々な人たちが関わっています。

その市場のなかで、あなたの転職は少なくない人に影響や利害関係が生じます、彼らがどういった行動原理で動いているかを理解するのとしないとのでは、トリミングにおいて理論を全く知らずにいきなりカットを始めるようなものです。

カットやシャンプーには、その仕組みや原理があり、ここを理解しなければ、カットが上手になるまでに必要以上の時間がかかります。

 

まずは、あなたの転職をする際に、関係してくる人たちをピックアップしてみましょう。

  • 転職前の企業
  • 転職後の企業
  • 転職を助けてくれる人

今回はこのうちの転職を助けてくれる人についてフォーカスを当ててみようと思います。

具体的には

  1. 紹介者
  2. 求人サイト
  3. エージェント

をピックアップします。

 

なぜ彼らはあなたの転職を助けてくれるのか?

あなたが転職をしようとしたときにその転職活動を助けてくれる人(企業)がいます。

彼らはなぜあなたを助けるのでしょうか?

それを理解すると、それぞれの方法により内定率が変わってくるとを理解できると思います。

1.紹介者

自分が転職したいお店に知り合いのトリマーさんがいた場合、そのトリマーさんからオーナーに話を通してもらうというパターン。

この紹介者があなたをオーナーさんに紹介する理由はいくつか考えられます、

・友達なので力になってあげたい

・自分が働いているサロンが人手不足なので人を増やしたい

・紹介料がもらえる

・・・

大体は、友達だから、と特に見返りを求めずに紹介してくれるパターンが多いかと思います。

雇用側にとっては、紹介してくれたトリマーからあなたの人となりを事前に聞くことができるので、あなたがしっかりした人物であれば採用される確率は高くなるでしょう。

ただ、自分の行きたいお店に偶然知り合いのトリマーがいなければならないので、この方法が使えるのはレアケースでしょう。

 

2.求人サイト

indeedトリマーjpといったお店の求人がまとめて掲載されたサイトがあります。

これを使って転職を行う方が多いのではないでしょうか?

これらのサイトがどこから収入を得ているかわかりますか?

当然かれらもボランティアではないので、どこかから収入を得ないと、サイトが存続できません。

あなたはこれらを使うときに、お金を払ったことはないと思います。

では誰がお金を払っているかというと、求人を掲載している企業です。

企業は急いで人を雇いたいときなど、料金を支払って求人を上部に載せて目立たせることができます。

ここで大事なのは、求人サイトは掲載するときにお金がかかることです。

つまりあなたが求人サイトからお店に応募したとしても、企業側はすでに料金を払っているので、追加の費用などが発生しません。

この点を頭に泊めておいてください。

 

3.エージェント

最後にエージェントです。

トリマーエージェントなどが有名でしょうか。

転職をしたいとエージェントに申し出ると、あなたの条件に合った求人を紹介してくれるサービスです。

あなたは自分で求人サイトを見回る必要がないのでラクちんです。

また転職する際はエージェントが仲介してくれるので、企業とのやり取りがスムーズで、トラブルになることが少なくなります。

エージェントを使ったときも、あなたは料金を払うことはありません

エージェントの収入も企業が払っています。

先ほどの求人サイトのケースと大きく違うのは、エージェントは成約時に料金が発生することです。

ちなみにこの金額はだいたいどこの業界でもいっしょですが、年収の3割ほどが相場です。

つまりあなたがエージェントを使って転職活動をして、年収300万円で採用されたとすると、企業側はその時にエージェントに90万円の料金を支払います。

ここまでくると、なんとなくからくりが見えてくると思います。

 

雇用側からすると、

求人に申し込みがあった時に、

紹介者からの求人は、ある程度人となりがわかっているので、安心して採用できる。追加料金は発生しない。

求人サイトの場合は、すでに料金を支払っているサイトからの求人で追加料金が発生しない。

エージェントは、面接時は料金は発生しないが、採用する際に料金を支払わなければならない。

もしスキルや希望給与など条件面がほぼ同じ人が、紹介(または求人サイト)とエージェントから申し込みが来た場合、前者は料金発生せず、後者は100万円近い料金を払わなければなりません。

つまり、採用のされやすさという点に限って言えば、申し込み方法の順位は、

紹介者 > 求人サイト > エージェント

となります。

あなたがもし少しでも転職で、内定率を上げたいのであれば、極力エージェントは利用しない方がよいということになります。

 

最後に

繰り返しますが、今回はあくまで内定率が少しでも上がる方法です。

一番大事なのはあなたのスキルであり、雇用主も実力のない人はいくら採用コストが低くても雇うことはないでしょう。

エージェントは前述したように、転職活動にかける時間を大幅に短縮し、問題があった場合のフォローもしてくれます。

もしあなたが自分のスキルに自信があり、100万円程度の差なら自分を採用してくれると感じるのであれば、どんどんエージェントを使えばよいかと思います。

あと念のための注意ですが、エージェントに紹介された企業をいったん断り、あとからその企業に申し込むことはできないので、エージェントに紹介されたお店が気に入ったら、不利かもしれませんが必ずエージェント経由で申し込みをしましょう。

スキルにまだ絶対の自信がない方は、なるべく紹介や求人サイトで転職先を探し、どうしようもなくなったらエージェント、という使い方がよいでしょう。

 

→サロンオーナーによるトリマー転職支援サイト


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